10月にプランターで植えるおすすめ野菜5選

10月にプランターで植えるおすすめ野菜5選

10月に植えるおすすめの野菜を家庭菜園初心者にも分かりやすいように写真を使って説明しています。プランターを使った栽培や水耕栽培など、10月ならではのおすすめ野菜5選をお届けします。ガーデニング初心者のパパママ必見の内容となっております。

10月に植える人気野菜5選!初心者も手軽にプランター栽培ができる!

10月に植える人気野菜5選をお届けします。

 

9月はまだ猛暑日と呼ばれる30度以上を観測する地域も多いですが、10月に入ると最高気温、最低気温共に5度~10度ほど下がり秋がやってきます。

 

昔は秋と言えば9月というイメージでしたが、近年は夏と冬の間の期間がとても短いように感じます。
9月後半くらいからようやく秋らしさを感じられるようになり、10月にならないと『秋だなぁ』と思えないと個人的には感じています。

 

いよいよ冬野菜を植える時期になってきますが、野菜が高騰している世の中、少しでも家計の助けになるような野菜を育てたいですよね。

 

この記事を読み終わる頃には

 

・10月に植えるのに適した野菜はどれか?
・家計の助けになるであろう野菜の種類
・プランターで手軽にできるおすすめ野菜

 

などを知ることになるでしょう。

 

プランターで家庭菜園をする場合、10月に植えるおすすめの野菜は、以下のような種類があります。

 

※栽培地域は大阪市内(温暖地)です。地域により育てる野菜などが多少異なります。
※ここで紹介している人気野菜は一例です。野菜の種類や栽培方法は他にもいろいろとありますので、ぜひあなたのご家庭に合った野菜・栽培方法を見つける参考にしていただけると光栄です!

10月に植えるおすすめ野菜その①:サニーレタス(リーフレタス)

・種まき時期:3月~4月頃、9月~10月頃
・苗の植え付け時期:4月~5月頃
・収穫時期:植え付けから1か月~2ヶ月位

 

サニーレタス(リーフレタス)は暑くても寒くても育てやすい野菜の一つです。
ただ、真夏や真冬は難しいので、夏本番、冬本番になる少し前には収穫を終えるくらいに育てると良いでしょう。
種まきから収穫まで約1~2か月で、プランターでも簡単に育ちます。サラダに使える新鮮な葉を摘み取って楽しめます。

 

株の大きさが20~30cmほどで、本葉が10枚以上が収穫の目安です。
一番外側の葉から必要な枚数(数枚程度)を収穫していくと、中心部から次々と新しい葉っぱが生えてきます。
中心部の茎が上に伸びてくると、そろそろ収穫が終わりの合図になります。

 

注意点としては、サニーレタスは日光に当たりすぎると葉っぱや芯が固くなり食べ辛くなります。
午前中に日当たりが良くて午後は影になる場所など、あまり長い時間日光に当たらない場所などに置いて育てると良いでしょう。

 

ガーデンパパからのワンポイント

パパの吹き出し
 

葉っぱが小さいうちに摘み取って、ベビーリーフとして食べても柔らかくて美味しいですよ。
水耕栽培もしやすいので、サニーレタスは家庭菜園初心者の方にもおすすめ。

 

 


10月に植えるおすすめ野菜その②:ほうれん草

ほうれん草は冬の旬の野菜で、鉄分やビタミンなどが豊富です。深さ10cm、2.5ℓほどの土が入るプランターで育てられます。

 

・種まき時期:2月~5月頃、9月~11月頃
・苗の植え付け時期:ほうれん草は苗が販売されていないことが多く、種から育てることが一般的です。発芽適温は15度~20度で、25度を超えると発芽率が低下します。
・収穫時期:種蒔きからの場合、春撒きは30~40日程度秋撒きは30~50日程度で、ほうれん草の草丈が20~25cm位になったら収穫時期です。

 

ほうれん草は、緑黄色野菜の代表で、ビタミンやカロテン、鉄分、カルシウムなどの栄養素が豊富です。

 

ほうれん草は、中央アジア原産で、冷涼な気候を好みます。
生育適温は15~20℃で、25℃を超えると発芽や生育が不良になります。

 

ほうれん草は、酸性土壌に弱く、pH6.5~7.0の中性土壌で育てる必要があります。
土作りの段階で石灰を入れて酸度調整をすることが重要です。

 

ほうれん草は、春と秋に種まきをします。
春まきは2月~5月、秋まきは9~11月が適しています。
種は畑に直播きし、本葉が出たら間引きをします。

 

ほうれん草は、草丈が20~25cmになったら収穫できます。
根元の赤い部分は甘みがあって美味しいので、赤い部分を茎に残して切り取ります。

 

ほうれん草には、西洋種と東洋種と交配種と赤茎種という種類があります。
西洋種葉が厚くてアクが強く東洋種葉が薄くて根元が赤いのが特徴です。

 

交配種は育てやすく収量が多く、赤茎種は葉柄や葉脈が赤くてサラダに向いています。

 

パパの吹き出し
 
ほうれん草は鉄分やカロテンなどの栄養素が豊富な野菜で、色々な料理に使えます。
寒さに当たると甘くなるので、冬に収穫するとおいしく食べられますよ。

 

 


10月に植えるおすすめ野菜その③:カブ・はつかダイコン

・種まき時期:3月~5月頃、8月下旬~10月上旬頃
・苗の植え付け時期:4月~5月頃
・収穫時期:植え付けから40~60日程度

 

品種により多少異なりますが、収穫までの期間が短く、小カブなら深さ15cm程度、土は4ℓ以上入るプランターで栽培できます。
はつかダイコンと見た目も似ており、個人的にはほぼ同じ。と思っていて育て方も同じです。

 

カブの特徴について

 

カブはアブラナ科アブラナ属の越年草で、根の部分と葉の部分が食用になります。

 

カブにはアジア系とヨーロッパ系の2つの変種があり、日本では主にアジア系の品種が栽培されています。

 

カブには白カブと赤カブという2つのタイプがあり、白カブは純白で柔らかく甘みがあり、赤カブは赤紫色で辛みが強く漬物に向いています。

 

カブは春と秋に種まきができ、冬が旬の野菜です。寒さに当たると甘みが増します。

 

カブは根の部分だけでなく、葉の部分も栄養価が高く、β‐カロテンやビタミンCなどの抗酸化成分食物繊維などが豊富に含まれています。

 

以上が野菜のカブの特徴です。
カブは色々な料理に使える野菜で、根も葉も丸ごと食べることができます。カブを食べて健康を維持しましょう!

 

パパの吹き出し
 
カブはレタスなどと一緒に野菜として出してもいいですが、薄くスライスして甘酢に付けて酢の物として一品にしてもGOOD.

 

 

 

 


10月に植えるおすすめ野菜その④:ソラマメ

・種まき時期:10~11月頃
・苗の植え付け時期:ソラマメ植え付け後、発芽まで2~3週間かかります。発芽後、本葉が2~3枚になったら植え付けが可能です。
・収穫時期:3月~4月頃

 

ソラマメは耐寒性が強く、晩秋からの種まきが適しています。
大型・深型タイプのプランターで育てられます。

 

ソラマメの種蒔き時期は、10月~11月が適しており、寒さに強い野菜です。
秋に種まきをして冬越しをさせ、春に収穫するのが一般的です。

 

プランターでソラマメを栽培する場合は、水はけの良い直径30cm×深さ26cm程度の10号の野菜栽培用ポットや丸形プランターに、1株を育てるのがおすすめです。
プランターに一般的な野菜用培養土に石灰を一握りほど混ぜ込み、アルカリ性にした土を入れます。

 

ソラマメの種の黒いすじの部分を下に向け、種の半分が土からやや顔を出すくらいに差し込みます。

 

種まき後は上から水をかけて、発芽するまでは土が乾燥しない程度に水やりをします。
ソラマメの発芽までは2~3週間程度かかります。
発芽後は本葉が2~3枚になったら植え付けが可能です。

 

以上がプランターを使ったソラマメの種蒔き時期と方法です。

 

パパの吹き出し
 

ソラマメは採れたてが甘くておいしい野菜です。
一度はプランターで栽培してみてくださいね!

 

 


10月に植えるおすすめ野菜その⑤:ニンニク

ニンニクは秋に植え付け、春先に収穫します。深さ20cm程度、土は5ℓ以上入るプランターかポットで栽培できます。

 

他にも白菜やコマツナ、ミツバ、菜の花やチンゲンサイなどが10月に植えられる野菜です。