プランターを使った玉ねぎの育て方・栽培方法

たまねぎは、日本で最も多く栽培されている野菜の一つです.たまねぎは、春から秋にかけて収穫できるように、種蒔き時期を変えることができます.しかし、種蒔き時期は、たまねぎの品種や栽培地域によっても異なります.では、どのようにして種蒔き時期を決めるのでしょうか?
プランターを使った玉ねぎ(タマネギ)の育て方を写真やイラストを使って説明しています。

この記事はこんな方におすすめ!

  • 家庭菜園初心者の方
  • プランターで玉ねぎを育てたい方
  • ベランダ栽培やちょっとした空きスペースで玉ねぎを育てたい方

タマネギの種蒔き時期

たまねぎの種蒔き時期は、主に以下の3つの要素によって決まります。

  • 品種
  • 栽培地域
  • 収穫時期

まず、品種についてです.たまねぎには、日長性という特性があります。
日長性とは、日照時間の長さによって球根が肥大するかどうかを決める性質のことです。
たまねぎには、短日性中日性長日性の3つのタイプがあります。

  • 短日性:日照時間が10時間以下で球根が肥大する
  • 中日性:日照時間が12~14時間で球根が肥大する
  • 長日性:日照時間が14時間以上で球根が肥大する

このように、品種によって球根が肥大する条件が異なります。
したがって、品種に合わせて種蒔き時期を調整する必要があります。
例えば、短日性の品種は、秋から冬にかけて種蒔きを行い、春に収穫することができます。
一方、長日性の品種は、春から夏にかけて種蒔きを行い、秋に収穫することができます。

次に、栽培地域についてです.栽培地域によっては、気温や降水量などの気象条件が異なります。
これらの気象条件は、たまねぎの生育に影響を与えます。例えば、気温が低すぎると発芽しなかったり、高すぎると枯れたりします。

また、降水量が多すぎると根腐れや病害虫の発生リスクが高まります.したがって、栽培地域に合わせて種蒔き時期を調整する必要があります.例えば、北海道や東北などの寒冷地では、気温が低くなる前に収穫できるように早めに種蒔きを行います.一方、九州や沖縄などの暖地では、気温が高くなる前に収穫できるように遅めに種蒔きを行います. いよいよ収穫時期。収穫時期は個人の好みや用途によって異なります。例えば、新玉ねぎを食べたい場合は、玉ねぎが小さくて柔らかいうちに収穫しましょう。好みに応じて、玉ねぎが大きくて硬いときに収穫してください。市場の需要や価格に応じて収穫時期を変更することもできます。そのため、収穫時期に合わせて播種時期を調整する必要があります。
前述したように、玉ねぎの種まきの時期は品種、栽培地域、収穫時期の3つの要素によって決まります。これは重要。玉ねぎは適期に植えればたくさんおいしく収穫できる野菜です。

玉ねぎの育て方:種から育てる

玉ねぎを種から育てる場合、種まきの方法は大きく分けて2パターンあります。

  • ポットに種をまく方法
  • プランターに直まきする方法

注意点としては発芽適温が15℃~20℃なので、夏の暑さが過ぎ去った頃(私の地域では9月~10月頃)にまくようにします。
苗は-8℃程度の低温には耐えてくれますが、25℃を超えると生育が抑制されるなど暑さには弱いので、週間天気などで気温をチェックして25℃を超える日があまりなくなってきたころにするのがおすすめです。

玉ねぎにも色々な品種がありますが、お好きな種を近くのホームセンターやネットショップなどで購入します。

ポットに種をまく

ポットに8分ほど土を入れ一つのポットに種を10粒ほどまきます。
※本葉3~4枚が定植時期です。

玉ねぎの種をポットにまいたところ
▲ 大体1週間ほどで発芽し、50~60日程度で定植に適した大きさに成長します。

プランターで条まきにする

条まきにする場合は溝の間隔が8~10cmあればいいので、細目の長方形プランターでも2列できます。
少し幅が広いタイプなら3列にしても大丈夫です。
ちなみに我が家のプランターは幅広タイプです。
※今年の種蒔き時に写真を撮り忘れたので、少し違う写真も使用しています。

玉ねぎの種をプランターに直まきするところ
▲ 玉ねぎを育てたプランター。3列植えたいので幅広タイプを使用しています。

10月14日

玉ねぎを種をまいて数日後。苗と雑草の区別がつかない位に雑草が生えている
▲ 雑草は抜きたいものの、どれが玉ねぎの苗か分からないくらいの雑草の量。さすがにこのままでは生育に影響が出そう!
たくさんの雑草にまにって玉ねぎの苗が生えてきている
▲ よく見ると玉ねぎの苗は分かりそうなのでぜっそうを抜いてみることにしました。
雑草を抜いて周りがスッキリとしたタマネギの苗たち
▲ まだ少し残ってはいるものの、玉ねぎの苗周りの雑草を抜いてスッキリさせました。これで日当たりも良くなります。

11月23日

玉ねぎの苗も大きくなり、再び雑草が生い茂ってきたプランター
▲ 玉ねぎの苗はずいぶんとい大きくなりました。雑草も再び生い茂ってきたので、この辺りで植え替えを使用と思います。

玉ねぎの育て方:苗から育てる(定植する方法)

一度全てのタマネギの苗を全て抜き、プランター内の雑草も処分します。

玉ねぎの種をプランターに直まきするところ
▲ 苦土石灰や牛糞、化成肥料をしっかりと混ぜて土壌作り。
植え替えのために抜いた玉ねぎの苗たち
▲ 抜いたタマネギの苗を再度プランターに植えていきます。ちょっと小さくて弱そうな苗です。大丈夫かな。
玉ねぎの苗を1本だけプランターの上に置いている状態
▲ タマネギの苗を1本だけにしてみるとこんな感じ。まだ細いがまぁまぁな長さかな。太さは鉛筆くらい
玉ねぎの苗を植える前にマルチシートをしいています。
▲ 玉ねぎ用の穴あきマルチシートを使用しています。


株間がちょうどいい15cmで穴をあけてくれているので、穴なしマルチを使って自分で穴をあけるより効率もいいです。
タマネギは株間が狭くても広くても上手く育たないようなので、いつもは適当に植えている玉ねぎを今年は真面目?にマルチを使って植えてみます。

植え替えたタマネギの苗
▲ マジで弱そう。。。これでしっかりとした大きなタマネギができれば言うことなし!ですが。果たしてどうなることでしょうか。

玉ねぎの育て方:定植後の栽培日記

ここからは定植後の経過観測です。
定期的に育ち具合を写真で見比べながら見ていきましょう。

2022年12月5日


残った玉ねぎの苗を違うプランターにも定植してみました。
▲ 植え替えから3週間後。残った玉ねぎの苗を違うプランターにも植え替えたので、今回は4つのプランターを使っています。まだまだ細くてか弱いように見えますね。

2023年1月20日

植え替えから1か月半後の玉ねぎの苗。今ではしっかり太く育ってきてくれています。
▲ 植え替え時は心配でしたが、今ではすっかり太く大きく成長してくれています。

2023年3月10日

さらに1か月半後のタマネギの苗。
▲ もう苗というよりミニタマネギですね。ここまでは順調に育ってくれています。
間引きを兼ねて抜いたミニタマネギ
▲ 雑草も増えてきたので、雑草除去と間引きを兼ねて一度全て抜きました。見た感じミニタマネギですね^^
一部を植え直しているところ
▲ 株間を空けて違うプランターへ上直し。こちらはマルチシートなしで育ててみます。
間引きしたミニタマネギはシチューに入れました。
▲ たくさんあったので残った分はシチューの具材として使用。柔らかくてめちゃ美味しかったです^^

2023年4月2日

こちらはマルチありで育てている方。
水やりと肥料をやるだけなので他に特にやることもなく5カ月が経過。

マルチシートを敷いて育てている方のタマネギのプランター
▲ あれだけ細かった葉もしっかりと太くなってきています。肝心の実の部分はまだまだ小さい。
マルチシートなしの方のタマネギプランター
▲ こちらはマルチシートのない方。シートありと比べても大きさはあまり変わらないかな。

2023年4月10日

4月になって徐々に大きくなってきている玉ねぎ
▲ 1週間くらいじゃあまり大きさの変化が分からない。そろそろ暖かくなってくるので、しっかりとした玉になってくれることを願いましょう^^

2023年4月16日

マルチシートを敷いていないので雑草だらけになった玉ねぎのプランター
▲ さすがに春はマルチシートがないと雑草の増え方が半端ないですね。

5月5日

5月5日のタマネギの様子
▲ もうGW。さすがに1か月も経つと大きくなっているのが分かりますね。
玉が小さく葉が弱っているように見える玉ねぎ
▲ 玉は大きくなってきていますが、葉はもっと太かったような・・・
段々と細く弱弱しくなってきています。栄養不足?これは失敗かな。

玉ねぎが発芽した後にやった管理

発芽後は日当たりの良い場所に置き、
水やりは夕方の1回(自動散水)で行いました。
追肥は月に一度ほど行いました。

玉が大きくならなかった原因として考えられること

結果的に、玉ねぎは発芽しましたが、
玉が大きくならないまま栽培終了となりました。
振り返ってみると、

改善した方が良い点

  • 追肥のタイミングが悪かった
  • プランターが浅かった
  • 日照時間が足りなかった

などが原因として考えられます。

問題なかった点

  • 日照時間

同じネギ類でも、下仁田ネギは比較的うまく育てることができました。

発芽後の管理が重要な点は、ニンニク栽培とも共通しています。