トマトの苗、1本買えば十分です!

家庭菜園で大人気のトマト。ホームセンターに行くと色々な品種の苗が並んでいて、つい何本も買いたくなってしまいますよね。
でもちょっと待ってください!トマトの苗は、実は1本(または少し)買えば十分なんです。
なぜなら、成長過程で必ず出てくる「脇芽(わきめ)」を土に挿すだけで、なんと0円で新しい苗を無限に作ることができるから!
今回は、私が実際にプランター栽培で実践している「脇芽を使った株分け(挿し木)」の裏技と、その成長記録をご紹介します。捨ててしまうはずの脇芽から立派なトマトが収穫できる、最高にエコでお得な方法ですよ!

STEP1
伸びてきた脇芽をカットする
脇芽がしっかりと伸びたトマトの株
▲ 普段脇芽取りする時よりも少し長くなるまでそのままにしておきます。

トマトが成長してくると、主枝(メインの茎)と葉の付け根から、新しい芽がニョキニョキと生えてきます。これが「脇芽」です。 栄養をメインの茎や実に集中させるため、通常はこの脇芽を小さいうちに摘み取ってしまう(脇芽かき)のですが……今回はこれを苗として使います!

挿し木にする場合は、小さすぎる脇芽ではなく、10cm〜15cmくらいまでしっかり伸びた元気な脇芽を選ぶのが成功のポイントです。

STEP2
カットした脇芽をポットの土に挿す
カットしたトマトの脇芽をポットに何本か挿している様子
▲ ポットに何本か差しておき、数日~1週間位水をあげながら根が伸びるのを待ちます。

清潔なハサミ、または指でつまんでポキっと脇芽をカットしたら、あとは簡単。 土を入れた育苗ポットに、そのままズボッと突き刺すだけです!

水に浸けて根出しをする方法もありますが、私は面倒なので直接土に挿してしまいます(笑)。 この状態で、土が乾燥しないように日陰で数日〜1週間ほど放置しておくと、茎の途中から新しい根っこが生えてきて、立派な「トマトの苗」に変身します。

STEP3
いざ定植!余っていた「あのプランター」を再利用
根が張った元トマトの脇芽がトマトの苗に大変身
▲ 根が張った頃にプランターへ定植

ポットに挿してから約1週間。ピンと立って元気そうにしていれば、無事に根付いた証拠です!いよいよプランターへ定植します。
ここで登場するのが……子供が幼稚園で「朝顔」を育てていた時のプランターです! 皆さんのご家庭にも、使い道がなくてベランダの隅で眠っているプランター、ありませんか?(笑)
脇芽から育てた苗は、元株ほど大きくならないことも多いので、こういった少し小さめのプランターや、余っている鉢を再利用するのにぴったりなんです。まさに0円栽培!

STEP4
成長のループ!増えた株からも脇芽が…
脇芽の再利用から大きく成長したトマト
▲ 脇芽の再利用からとても立派なトマトに成長しました。

朝顔プランターに定植した脇芽トマトも、太陽の光を浴びて順調に大きく育ってきました。 すると面白いことに、この株分けしたトマトからも、さらに新しい脇芽が出てくるんです!

脇芽が出てきたので指尾でつまんでカットしている様子
▲ 再利用株からも脇芽が出てくるので、こちらもしっかりとカットします。(また再利用してもOK)

これをまたカットして土に挿せば……まさに「無限トマト」の完成です。スペースが許す限り、いくらでもトマトの株を増やすことができますね。

まとめ:脇芽栽培のメリットと注意点

いかがでしたか?捨ててしまうはずの脇芽と、眠っていた朝顔プランターを活用した、究極の「0円・無限トマト栽培」。
無事に大きく育ち、この後しっかり美味しい実をつけてくれました!

赤く熟したトマトの実
▲ 脇芽から育てたトマトも赤く美味しく育ってくれました^^

【脇芽栽培のポイント】

  • 挿し木にする脇芽は10cm〜15cmくらいに育ったものを使う
  • 直接土に挿しても意外と根付く(乾燥には注意!)
  • 余っている鉢やプランターの有効活用に最適

初心者でも簡単にできる裏技なので、トマト栽培に挑戦する際は、ぜひ「脇芽かき」のついでにポットに挿してみてくださいね!