
スナップエンドウを育てたいけれど、今から種をまいても間に合う?

11月に植えたけど、冬の間まったく大きくならない…これって失敗?
スナップエンドウを育てていると、一度は迷うのが種まきのタイミングですよね。
一般的には「秋まき」が推奨されますが、冬越しの管理が大変そうだし、かといって「春まき」だと収穫が少なくなりそうで不安…。

そこで今回は、私が実際に同じプランターを使って「11月まき」と「3月まき」を同時に育てて比較検証した記録をまとめました。
- 冬の間、20cmから動かないスナップエンドウはどう変化するのか?
- 後から追いかける3月まきは、いつ追いつくのか?
- 最終的な収穫量や手間にどれくらいの差が出るのか?
ネット上の一般的な情報ではなく、リアルな栽培写真とともに、その違いをありのままにお伝えします。
秋まきVS春まき対決「検証の条件」
今回の検証は1つのプランターにしています。
秋まき用と春まき用のプランターを1つずつ使っての検証も考えましたが、2つ使うと「他の野菜を植えられなくなる。」という栽培スペースの問題が主です^^;
第1章:11月〜1月 越冬組のスタート
11月16日
まずはポットで育苗。寒さのせいか発芽にバラつきがあり、6つ中いくつ芽が出るか不安なスタートでした。5cmほど伸びたものもあれば、まだ土が動かないポットもあり、冬まきの難しさを実感します。種は1つのポットにつき4つずつまいています。

1月1日
元日の様子。結局、芽が出たのは3つだけでした。成長具合も10cm〜15cmとバラバラですが、これ以上ポットで待つよりは…と、このタイミングでプランターへ定植。ここから厳しい寒さとの戦いです。

越冬のためプランター定植することにしました。雑草を取り除いて3つを定植。残りの3つは残念ながら発芽せず!


3つしか発芽しなかったのは種をまくタイミングが少し遅かったのかも分かりませんね。スナップエンドウの発芽温度は15℃~20℃なので、種をまく際は週間天気などを参考にしておくと失敗が少ないです。
この時に使った土は、カルスNC-Rとコンポストで作った推肥の土を混ぜて使用しています。
第2章:1月〜2月 「代わり映えしない」のが正常な証拠
定植から4日目の様子。見た目にはほとんど変化がありません。でも、この時期のスナップエンドウは地上部ではなく、土の中で『根』をしっかり張って春に備えています。水やりも控えめにし、見守る時間が続きます。


▲ プランターへ定植してから1週間後。見た目的にあまり変わり映えのしない写真ですが。

1月は寒さのせいで苗の成長もほとんどありません。ですが、土中では春に向けてしっかりと根を張っているので心配はご無用♪葉の色がいいのが順調に育ってくれている証拠です^^
1月も終わり、本格的な寒さになる2月へ突入
2月に入り、少しずつですがツルが伸び、20〜30cmほどになりました。12月と比べれば確実に大きくはなっていますが、爆発的な成長はまだ先。この『じっと耐えている姿』が、春にたくさんの実をつけるエネルギーになります。

2月13日の気温。最高気温が10℃を下回らなくなってきた頃。もう冬将軍はやってこないかな。もう少しで春まき部隊のスタートです。


春が近づいてきました!厳しい冬を乗り越えたスナップエンドウの苗は、これから春本番に向けてグングン成長していってくれるでしょう^^
第3章:3月~4月「春まき部隊」が始まります。
【2月17日】ついに春まき陣営がスタート!
2月中旬、大阪も少しずつ春の気配を感じるようになってきたので、いよいよ今回の対決のチャレンジャーである「春まき陣営」の種まきを行いました!

11月からじっくりと冬を越してきた「秋まき陣営」に、春からスタートする苗がどれくらいのスピードで追いつけるのか?期待が高まります。
種をまいた後は、発芽の瞬間を見逃さないようにと、ここから2日おきにプランターの写真を撮って観察を続けることにしました。早く芽が出ないかな〜!
【3月7日追記】明暗くっきり!秋まきの開花と、春まきの悲劇…
種まきから約3週間。3月に入り、両陣営に予想外の急展開が訪れました。なんと明暗がくっきりと分かれる結果に……。
🌸 秋まき陣営:厳しい冬を越え、ついに開花!
まずは嬉しいニュースから。
11月に種をまき、寒い冬をじっと耐え抜いた「秋まき陣営」ですが……

なんと、一番成長が早かった株に白くて可愛らしい花が咲きました!
他の株も続々と蕾(つぼみ)をつけ始めており、開花は時間の問題です。冬の間の地道な水やりや管理が報われた瞬間ですね。この調子なら、春本番にはたくさんのサヤをつけてくれそうです!圧倒的なリードで春を迎えました。

待ちに待った開花の瞬間♪収穫が始まるまであと少しですね。楽しみ~^^
💦 春まき陣営:待てど暮らせど発芽せず…その原因は?
一方、期待を込めてスタートを切った「春まき陣営」ですが、不穏な空気が漂っています。2日おきにワクワクしながら写真を撮り続けていたのですが……。

なんと、種まきから18日が経過しても全く芽が出る気配がありません!
通常、スナップエンドウは遅くとも2週間以内には発芽するはずです。さすがに遅すぎると思い、雨上がりのタイミングで思い切って土の中の種を掘り返して確認してみることにしました。
すると……

なんと、種が水分を吸いすぎてドロドロになり、カビまで生えて腐っていました(泣)
春先はまだ土の温度(地温)が上がりきっていない時期です。そこに雨が降ったりして土の中が常に過湿状態(ジメジメ)になってしまったことで、種がうまく呼吸できずに腐敗してしまったようです。
マメ科の種は本当に水に弱いですね……。発芽の遅さを「まだかな?」と呑気に待っている場合ではありませんでした。
💡 失敗から学ぶ!春まきリベンジの鉄則
このままでは「秋まきの圧勝」で終わってしまい、対決企画として成立しません(笑)。そこで、すぐに春まきのリベンジ(まき直し)を行うことにしました!
今回の痛い失敗を教訓に、次は以下の点に細心の注意を払います。
- 【超重要】種は絶対に水に浸さない!
「早く発芽させたいから一晩水に浸けよう」と考えがちですが、マメ科の種でこれは絶対にNGです!急激に水を吸うと種が割れたり、今回のように土の中で呼吸できずに一気にカビて腐りやすくなります。種は乾燥したまま直まきします。 - 発芽までの「水やり」は控えめに!
種まき前に土をしっかり湿らせておけば、あとは土の表面が完全に乾いた時だけ軽く水をやる程度に留めます。常に土が濡れている状態は避けます。 - 鳥よけ・虫よけネットを忘れずに!
腐っていなくても、発芽前に鳥(ハトやカラスなど)に食べられてしまうことも多いため、種をまいたらすぐにネットで保護します。

失敗を失敗で終わらせない!次回の種まきの教訓としてしっかりと記録に残しておきます。この失敗談が当ページを読んでくれている人の参考になると嬉しいです。
リベンジ種まきは1週間持ち越しに
天気予報を見ると、来週まで最高気温が15℃に届かず寒い日が続くようです。前回と同じ『寒さと過湿で腐らせる失敗』を避けるため、最高気温が15℃を超えてくる来週末までリベンジ種まきは待機します!

果たして、反省を活かしたリベンジ春まき陣営は無事に発芽し、開花した秋まき陣営の背中を追うことができるのでしょうか!?波乱の幕開けとなったスナップエンドウ対決、今後の更新もぜひお楽しみに!進捗はまた来週(3月15日頃)お知らせします。
3月17日に春まき部隊のリベンジスタート
15日は先日の予報と比べ気温も低く寒かったので、15℃を超えた17日にリベンジ種まきをしました。


3月29日:明暗分かれる!秋まき部隊は「実」の準備、春まきは…沈黙。
(※ここに:1mの支柱のてっぺんまで届きそうな秋まきスナップエンドウの写真)

「秋まき vs 春まき」の対決。現在、秋まき部隊が圧倒的なリードを保っています! 背丈はついに1mの支柱の最上部まで到達。さらに、可愛い白い花が散った後には、小さな、本当に細い「スナップエンドウの赤ちゃん」が顔を出しています。 まだ指の先くらいの細さですが、ここから一気にぷっくり膨らんでいくのが楽しみで仕方ありません。

一方、後から追いかけるはずの「春まき部隊」ですが……。 一向に芽が出る気配がありません(泣)。「そろそろ起きてくれ〜」と毎日声をかけているのですが、まだ土の中でお昼寝中のようです。 このまま「不戦勝」で秋まき部隊の圧勝になるのか!?引き続き、辛抱強く水やりを続けてみます。
ただいま成長観測中・・・

続きはまた随時更新していきます。お楽しみに^^
\ つるなし早どりタイプなら、背丈も1mほどなので家庭菜園にピッタリ♪ /
\ このサイズなら6~8本植えられるので大量収穫ができます /
\ 種をまいたら防虫即ネット!忘れるとせっかくの大量収穫ができなくなる可能性が /
