赤丸はつか大根はダイコンと呼ばれる西洋大根(ラディッシュ)の一種です。
直径2cmほどの赤い丸大根が主流ですが、白、紫、赤白などの色合いもあります。また、形状も球状だけでなく円柱状や円錐状など多種多様です。
どちらの果実も果肉は基本的に白いです。赤丸はつかダイコンは生で食べるのが一般的で、シャキシャキとした食感とほのかな辛みが特徴です。漬けたり漬けたりすると白い果肉がピンク色に変わります。
栽培期間が春先から秋の終わり頃までと長期間栽培可能ですが、トンネルを使ったり温室を使うなどすると一年中育てることができる野菜です。
とても簡単なので、是非育ててみてください。
・種まき時期:3月初旬~11月初旬頃
・収穫時期:種まきから20日~40日程度
・発芽適温:15~30℃
・生育適温:15~25℃
2023年10月14日
プランターに土を入れます。
今回使う種は、トーホク育成さんの『赤丸はつかダイコン』
種はこんな感じ
今回は2列に筋蒔きをしていくので、1cmほどの深さに筋を入れて種をまきます。
まいた種
軽く土をかぶせて、水まき時に種が流れないよう軽く土を抑えます。
2023年10月18日
種まきから4日後の様子。
2023年10月19日
その翌日。種まきから5日後の様子
まばらながらもたくさん芽が出てきています。
2023年10月22日
種まきから8日後の様子
本葉も2~3枚になったので1回目の間引きをしていきます。
間隔が1cmもないような狭い部分の、生育が悪いものや徒長気味のもの、葉の形が悪いものを選んで抜いていきます。
指で引っこ抜いたり根元をハサミで切ったりして間引きをします。指で行く場合は隣の芽まで抜いてしまわないように気をつけながら抜いていきます。
株間が2~3cm程度になりました。少しスッキリした感じです。
間引いたものは隙間があれば再度植えてもいいですし、サラダのお供にもできます。
今回は一部空いていたので
空いている場所に再度植えてみました。
間引きした苗は空いているプランターがあれば植え替えてもいいですね。
2023年10月22日
間引き後の様子
葉もまだまだ小さいので、結構スカスカに見えます。
しっかりと育ってくれることを願っておきましょう。
2023年10月25日
間引きから3日経過した様子
小さかった葉も少しずつ大きく育ってくれています。
2023年10月29日
さらに4日。間引き後1週間が経過
葉も順調に大きくなってくれていますね。
アップにするとこんな感じ
葉の大きさも大小さまざまですが、一気に収穫するのではないので順に大きくなってくれると私としては嬉しいです。
2023年10月31日
種まきから17日後、間引きから9日後の様子
2023年11月3日
種まきから20日後、間引きから12日後の様子
隙間も詰まってきたことですし、2回目の間引きをしていこうと思います。
最初の間引きで株間をしっかりと取っている場合は2回目の間引きは特に必要ありません。
2023年11月3日
1回目の間引きでそこまで株間を開けなかったので、ここまで成長してくると実が大きくならないものも出てきます。
他には1回目の間引き時に気付いていなかった。もしくは残しておいたものも2回目の間引きでしっかりと株間を保てる状態にしていきましょう。
注意点としては、間引きの際に隣の残す苗も一緒に抜いてしまわないように、残す方の根元を片手で軽く押さえながら抜くと失敗しにくいです。
そんなに多く間引くことはありませんでしたが、間引いた苗は前回同様に他のプランターに植えることができるのなら植えましょう。
こちらが間引き後の様子
ようやく実が大きくなり始めた頃なので収穫はまだ先です。
追肥をしてさらに経過観測をしていきましょう。
2023年11月7日
2回目の間引きから4日後の様子
あと1週間で種まきから1か月です。
2023年11月11日
さらに4日後の様子
実も見た目で分かる位に成長してきています。
2023年11月23日
そこから12日後の様子
実も結構大きくなってきましたね。収穫まであと少しでしょう。
2023年11月25日
そこから12日後の様子
思ったよりも株間が狭かったです。もう少し開けておいた方がいいでしょう。
収穫できるサイズのものが出てきたら間引きのような感じで少しずつ収穫していきます。
そうすることで数日おきに新鮮なはつか大根を食べることができますし、冷蔵庫での保存場所も必要ないのでオススメです。
大きさが分かるようにライターを横に置いていますが、まだ大きくなりますので収穫の度に大きいものが採れるようになります。
以上。
はつかダイコンの種まきから収穫までの観察日記でした。
この記事がガーデニング初心者のパパさんやママさんのお役に立てると幸いです。