・種まき時期:2月初旬~3月初旬頃(春撒き)、8月下旬~9月下旬頃(秋撒き)
※種から育てる場合、25℃を超えると発芽率が著しく低下してしまいますので、9月に入っても夏日が続くような場合は種撒きの時期を少し遅らせるようにしましょう。
・収穫時期:種撒きから1ヶ月過ぎた位~
肉厚でプチプチっとした食感が人気のアイスプラント。
生で食べたときにほんのりと塩味がするのもクセになりますよね。
葉や茎にプチっと透明の水泡のようなものがあり、初めて見たときは驚きました。
育て方がちょっと特殊なので難しく感じてしまう方もいるかも分かりませんが、実は意外とカンタンなんです。
今回は、土を使わない水耕栽培の方法を写真付きで説明していきます。
今回は食器洗い用のスポンジを使用。
100円ショップで売っているものでも何でも構いません。
ただし、固いスポンジはだめです。
裏面のザラザラした部分は使わないので、べりっと剥がします。
画像左のウレタン部分だけを8等分して使用します。
右側の剥がした部分は使用しないので、どこかの掃除にでも使うかポイっとしましょう。
まずは4等分にして、
その後、4等分したスポンジをそれぞれ2等分します。
これで8つの栽地が完成です。
そのスポンジ一つ一つに十字の切目を入れていきます。
※スポンジの半分位まででOK。間違えて切り取ってしまわないようにしてください。
写真では分かりにくいので赤く線を引いていますが、この部分に切目が入っています。
何かの容器に入れて、
しっかりと水を吸い込ませます。(スポンジ内の空気を抜くように)
水を吸わせたスポンジ
ここでようやくアイスプラントの種の出番です。
種は丸いペレット状の形をしています。
強く挟むと割れてしまうので、注意しながらスポンジの切目に置いていきます。
撒く種子の数は3~4個で、切目に隠れるように軽く押し込みます。
これだとちょっと出すぎている状態。
もう少し押し込んだ方が良いですね。
4つずつ8個のスポンジに種を撒きました。
発芽するまでは暗い場所に保管しておきます。
今回は室内での水耕栽培なので、11月下旬に種蒔きをしています。※室内温度が常に20度前後と、発芽適温なのでチャレンジしてみました。
月日 | アイスプラントの水耕栽培記録 |
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【1日目】 | 種をまいた翌日の様子 |
【2日目】 | |
【3日目】 | |
【4日目】 | |
【5日目】 | |
【6日目】 | |
【7日目】 | |
【8日目】 | |
【9日目】 |
ここからは土を使ってプランターでアイスプラントを育てる方法についてです。
土を入れ、一つのポットに数粒種をまきます。
種をまいたら薄く土をかぶせます。
無事に発芽し、目が大きくなってきたらプランターに移植します。
アイスプラントは根っこ部分が少しだけ土に埋まっているだけなので取り扱いには注意してください。
この時点で歯が少し黄色いのは水不足だと思います。
水はしっかりと上げましょう。
その後、しっかりと水やりをして、10日~2週間ほどすればいい大きさに育ってきてくれます。
この時点ではアイスプラント特有のプチプチはまだありません。
裏側を見ても水泡はありません。
塩分を含んだあの水泡を付けるためには塩水を与える必要があります。
塩水を与えてからおおよそ2週間ほどであのプチっとした食感である水泡ができるので、塩水は早めに与えるようにしましょう。