ナスビ(茄子)をプランターで育てる方法

ナスビ(茄子)をプランターで育てる方法

なすびと言えば夏野菜の中でも人気のある野菜の一つです。うまく育てることができれば秋まで収穫することができます。思うように実がつかずにすぐ枯れてしまう・・・そんなお悩みを持っている方も多いと思いますが、ガーデンパパが実際にプランターを使って育てたナスビを写真付きで紹介しています。

プランターでナスビ(茄子)を育てる方法

ナスは夏野菜として人気ですが、プランターでも育てることができます。
今回はプランターでのナスの育て方をご紹介します。

 

後半はガーデンパパが自宅のベランダでプランターを使って育てたナスや育て方などを写真を使って紹介しています。

 

ナスをプランターで育てるメリットとデメリット

ナスをプランターで栽培すると以下のようなメリットがあります。

  • 庭や畑がなくてもベランダや玄関先などで育てることができます。
  • 病気や害虫に強い
  • 収穫時期と収量を簡単に調整できる
  • お好みの品種と大きさのナスを選ぶことができます

 

一方で、ナスをプランターで栽培するデメリットは以下のとおりです。

  • 水やりや追肥に手間がかかる
  • 根詰まりや根腐れに注意
  • 風通しや日当たりが悪いと生育が悪くなります。
  • ポールやネットなどの支柱が必要です

プランターでナスを育てる方法

プランターでナスを育てる手順は以下の通りです。

 

1. プランターの選び方
プランターは、深さ30cm以上、幅40cm以上、長さ60cm以上のものを選びましょう.ナスは根が深く張るので、根詰まりを防ぐためには広く深いプランターが必要です。
また、排水孔があることも確認してください.素材は陶器やプラスチックなどがありますが、陶器は水分を保持しやすく、プラスチックは軽くて移動しやすいという特徴があります.自分の環境や好みに合わせて選びましょう。

 

2. 土の準備
プランターに入れる土は、市販の野菜用培養土や赤玉土などを使いましょう.土は軽くふかふかにしておき、プランターの底に5cm程度敷き詰めます。
その上に砂利や鹿沼土などの排水材を敷き、その上に再び土を入れます。
土の量は、プランターの高さの3分の2程度になるように調整します。

 

3. 苗の植え付け
苗は、4月下旬から5月上旬にかけて植え付けます.苗は市販のものを使っても良いですし、種から育てても良いです。
種から育てる場合は、3月中旬から4月上旬にかけてポットに種まきし、発芽後に間引きします。
苗は1本あたり20cm程度の間隔をあけて植え付けます.植え付け時には根元に堆肥や化成肥料などを施しておきましょう。

 

4. 水やりと肥料
土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
水やりの頻度は気温や日当たりにもよりますが、1日1〜2回が目安です。

 

花に水がかからないように注意してください。植え付け後1ヶ月ほど経ったら、初めて追肥を施します。
追肥は液肥や化成肥料を2週間~1ヶ月ごとに葉や花に施します。

 

5. 支えてつまむ
ナスの茎は細くて弱いので、支柱やネットで支える必要があります。
プランターの端に杭を取り付け、ナスの茎を紐で結びます。

 

植え付け時に支柱やネットを用意しておくと便利です。
摘むときはナスの茎の先端を摘み、枝分かれを促します。

 

摘むと収量が増えると言われています。
ナスのヘタの長さが30cmくらいになったら摘みます。

 

6. 収穫
ナスは、花が咲いてから約1ヶ月程度で収穫できます。
収穫時期は品種によって異なりますが、一般的には7月から9月にかけてです。

 

収穫するときは、ナスの色や形を見て判断します.色が濃くて光沢があり、形が丸くてふっくらしているものが良いです。
収穫するときは、ナイフやハサミで茎を切って取ります.手で引っこ抜くと根が傷つく可能性があります。

プランターでナスを育てるコツ

プランターでナスを育てるコツは、以下のようなものがあります。

  • プランターを風通しと日当たりの良い場所に置く
  • ナスの葉や花に水や肥料がかからないようにする
  • 根詰まりや根腐れを防ぐために排水性の良い土を使う
  • 支柱やネットなどでナスの茎を支える
  • 摘心をして枝分かれを促す

ナスをプランターで育てる方法まとめ

プランターでナスを育てる方法についてご紹介しました。
プランターでナスを育てる場合は、プランターの選び方や土の準備、苗の植え付け、水やりと追肥、支柱と摘心、収穫などの手順に注意しましょう。
プランターでナスを育てるメリットも多いですし、自分で育てたナスは格別に美味しいですよ。
ぜひチャレンジしてみてください。