玉ねぎの育て方・プランターでの栽培方法と上手に育てる3つのコツ

玉ねぎの育て方・プランターでの栽培方法と上手に育てる3つのコツ

玉ねぎ(タマネギ)の育て方を画像入りで詳しく解説。プランターを使った種から育てる方法や、水やり、追肥など、家庭菜園が初心者の人でも分かりやすく、失敗しない玉ねぎ栽培で、甘くて美味しい玉ねぎを育てていきましょう。

プランターを使った玉ねぎの育て方・栽培方法

たまねぎは、日本で最も多く栽培されている野菜の一つです.たまねぎは、春から秋にかけて収穫できるように、種蒔き時期を変えることができます.しかし、種蒔き時期は、たまねぎの品種や栽培地域によっても異なります.では、どのようにして種蒔き時期を決めるのでしょうか?
プランターを使った玉ねぎ(タマネギ)の育て方を写真やイラストを使って説明しています。

 

この記事はこんな方におすすめ!
・家庭菜園初心者の方
・プランターで玉ねぎを育てたい方
・ベランダ栽培やちょっとした空きスペースで玉ねぎを育てたい方


タマネギの種蒔き時期

たまねぎの種蒔き時期は、主に以下の3つの要素によって決まります。
- 品種
- 栽培地域
- 収穫時期

 

まず、品種についてです.たまねぎには、日長性という特性があります。
日長性とは、日照時間の長さによって球根が肥大するかどうかを決める性質のことです。
たまねぎには、短日性・中日性・長日性の3つのタイプがあります。

 

- 短日性:日照時間が10時間以下で球根が肥大する
- 中日性:日照時間が12~14時間で球根が肥大する
- 長日性:日照時間が14時間以上で球根が肥大する

 

このように、品種によって球根が肥大する条件が異なります。
したがって、品種に合わせて種蒔き時期を調整する必要があります。
例えば、短日性の品種は、秋から冬にかけて種蒔きを行い、春に収穫することができます。
一方、長日性の品種は、春から夏にかけて種蒔きを行い、秋に収穫することができます。

 

次に、栽培地域についてです.栽培地域によっては、気温や降水量などの気象条件が異なります。
これらの気象条件は、たまねぎの生育に影響を与えます。例えば、気温が低すぎると発芽しなかったり、高すぎると枯れたりします。

 

また、降水量が多すぎると根腐れや病害虫の発生リスクが高まります.したがって、栽培地域に合わせて種蒔き時期を調整する必要があります.例えば、北海道や東北などの寒冷地では、気温が低くなる前に収穫できるように早めに種蒔きを行います.一方、九州や沖縄などの暖地では、気温が高くなる前に収穫できるように遅めに種蒔きを行います. いよいよ収穫時期。収穫時期は個人の好みや用途によって異なります。例えば、新玉ねぎを食べたい場合は、玉ねぎが小さくて柔らかいうちに収穫しましょう。好みに応じて、玉ねぎが大きくて硬いときに収穫してください。市場の需要や価格に応じて収穫時期を変更することもできます。そのため、収穫時期に合わせて播種時期を調整する必要があります。
前述したように、玉ねぎの種まきの時期は品種、栽培地域、収穫時期の3つの要素によって決まります。これは重要。玉ねぎは適期に植えればたくさんおいしく収穫できる野菜です。

玉ねぎの育て方:種から育てる

玉ねぎを種から育てる場合、種まきの方法は大きく分けて2パターンあります。

 

・ポットに種をまく方法
・プランターに直まきする方法

 

注意点としては発芽適温が15℃~20℃なので、夏の暑さが過ぎ去った頃(私の地域では9月~10月頃)にまくようにします。
苗は-8℃程度の低温には耐えてくれますが、25℃を超えると生育が抑制されるなど暑さには弱いので、週間天気などで気温をチェックして25℃を超える日があまりなくなってきたころにするのがおすすめです。

 

玉ねぎにも色々な品種がありますが、お好きな種を近くのホームセンターやネットショップなどで購入します。

 

ポットに種をまく

ポットに8分ほど土を入れ一つのポットに種を10粒ほどまきます。
大体1週間ほどで発芽し、50~60日程度で定植に適した大きさに成長します。
※本葉3~4枚が定植時期です。

 

プランターで条まきにする

条まきにする場合は溝の間隔が8~10cmあればいいので、細目の長方形プランターでも2列できます。
少し幅が広いタイプなら3列にしても大丈夫です。
ちなみに我が家のプランターは幅広タイプです。
※今年の種蒔き時に写真を撮り忘れたので、少し違う写真も使用しています。

 

 

気温のせいもあると思いますが、とにかく雑草が多い!!!
種まき後しばらくは放置状態ですが、2週間くらい放置していると雑草と苗の区別がつかないほどになってしまいます。

 

 

よく見てみると、雑草に交じってタマネギの苗がしっかり太く育ってきてくれているのが分かります。
この時で大体6cm前後まで育ってくれています。

 

雑草が多かったので少し整理をしました。

 

まだ小さいかな。と思いつつも、そろそろ定植してみようかと思います。
この時は11月23日でした。

玉ねぎの育て方:苗から育てる(定植する方法)

一度全てのタマネギの苗を全て抜き、プランター内の雑草も処分します。
苦土石灰や牛糞、化成肥料をしっかりと混ぜて土壌作り。

 

抜いたタマネギの苗を再度プランターに植えていきます。
ちょっと小さくて弱そうな苗です。大丈夫かな。

 

1本だけにしてみるとこんな感じ。
太さは鉛筆位の太さです。

 

タマネギ用の穴あきマルチを使用します。
株間がちょうどいい15cmで穴をあけてくれているので、穴なしマルチを使って自分で穴をあけるより効率もいいです。
タマネギは株間が狭くても広くても上手く育たないようなので、いつもは適当に植えている玉ねぎを今年は真面目?にマルチを使って植えてみます。

 

マジで弱そう。。。
これでしっかりとした大きなタマネギができれば言うことなし!ですね。

玉ねぎの育て方:定植後の栽培日記

ここからは定植後の経過観測です。
定期的に育ち具合を写真で見比べながら見ていきましょう。