ほうれん草の育て方

ほうれん草の育て方

ほうれん草をプランターで育てる方法について説明しています。ほうれん草は4月頃に撒く春撒きと、9月頃に撒く秋撒きがありますが、春撒きはトウ立ちしやすいので、種子を選ぶ際はトウ立ちのしにくい品種を選択するようにしましょう。また、ほうれん草は移植を嫌う野菜です。

ほうれん草は春まきと秋まきができるので年に二度楽しめる野菜です。
移植を嫌う野菜なのでプランターへ直接種まきをし、間引きで間隔を調節していきます。

 

・種まき時期:4月頃(春まき)9月頃(秋まき)
・収穫時期:種まきから30~50日位

ほうれん草をプランターで育てる方法

ほうれん草は初心者でもプランターで簡単に栽培できる野菜です。
栽培に必要なものは、ほうれん草の種、プランター(深さが20cm程度で長方形のものがオススメ)、培養土、石灰、化成肥料などです。

 

ほうれん草の栽培方法は以下の通りです。

 

土作り

ほうれん草はアルカリ性の土を好むので、種まきの2週間前に石灰を混ぜ込んで酸度を調整します。
1週間前に堆肥や元肥を混ぜ込んで土をふかふかにします。

 

種まき

ほうれん草は移植を嫌うので、プランターに直まきします。
種まきの時期は春まき(4月)と秋まき(9月)があります。
春まきはトウ立ちしやすいので、トウ立ちしにくい品種を選びます。
2 種を筋状にまいて土で覆い、水をたっぷりと与えます。

 

発芽・間引き:

発芽適温は15〜20℃です。
発芽後は日当たりと風通しの良い場所に置きます。
発芽したら間引きをして株間を10cm程度にします。
間引いた苗はサラダなどに使えます。

 

育成・収穫

水やりは土が乾いたら行います。
乾燥や過湿を避けることが大切です。
追肥は発芽後2週間と1ヶ月後に化成肥料を与えます。
収穫は種まきから30〜50日後に行います。
葉が20cm程度になったら早めに収穫しましょう。


パパの吹き出し
 

近年は9月に入ってもまだまだ暑く、ほうれん草の発芽適温よりかなり高いです。
我が家では10月に入ってから種まきをして育てていますので、お住まいの地域の温度を見ながら種まきをしていくことをおすすめします。

 

 

ほうれん草の栽培観察記録

ここからは実際に我が家で種まきからほうれん草を育てた様子を写真付きで紹介していきます。

 

種まき

2023年10月21日
ようやく25℃を超える日がなくなったので、今年は遅めながらも種まきをしました。
種をまいた日から4日後ですが、当時の気温状況はこんな感じです。
昼間はまだ動いていると汗ばみますが、朝方はちょっと冷えるかな。

 

15cmほどが土になるように、そこには鉢底石を敷き詰めます。収穫後に整理しやすいように、鉢底石にはネットをかぶせてあります。一つでは少し隙間があったので、一部の鉢底石をミカンネットに入れて隙間を埋めています。

 

土を入れたら筋まき用に2列の溝を掘ります。ほうれん草は発芽に光が必要なので、溝の深さは1cm以下にします。

 

これがほうれん草の種子。メーカーや種類によって色が違いますが、今回の種子は赤っぽい色をしていました。

 

とりあえず1cm間隔位で撒いていきます。

 

まき終わったら指で軽く土をかぶせる程度にして種を覆います。

 

浅植えなので水やり時に種が流されないように手のひらで軽く土を抑えておきます。

 

終わったら日当たりが良く風通しの良い場所へ置いて、たっぷりと水を与えます。