この記事では、家庭菜園初心者の方に向けて、コンポストの基本的な使い方と注意点をわかりやすく解説します。
コンポストの種類については、
コンポストの種類と選び方
で詳しく紹介しています。
また、この記事で紹介している内容は、
家庭菜園向けコンポストの使い方|プランター栽培での活用法
の一部を詳しく解説したものです。
コンポストの基本的な使い方(共通)
コンポストの種類に関わらず、基本的な使い方は共通しています。
以下の流れを押さえておけば、初心者でも失敗しにくくなります。
- 生ゴミは細かく切ってから入れる
- 水分が多い場合は乾いた資材を混ぜる
- 定期的にかき混ぜて空気を入れる
入れてよいもの・入れない方がよいもの
入れてよいもの
- 落ち葉
- 雑草
- 野菜くず
- 果物の皮
- コーヒーかす
- 茶殻
入れない方がよいもの
- 肉・魚類
- 油分の多い食品
- 塩分・調味料が多いもの
よくある失敗とその対策
臭いの原因の多くは、水分過多や空気不足です。
生ゴミの水気を切り、乾いた 土や落ち葉を混ぜることで改善できます。
虫が発生してしまう原因
温度が低い、または微生物が少ない場合は分解が進みにくくなります。
かき混ぜて空気を入れ、必要に応じて堆肥促進剤を使うのも効果的です。
種類別の使い方ポイント
密閉型コンポストの注意点
臭いがこもりやすいため、定期的にフタを開けて空気を入れましょう。
水分調整を意識するとトラブルが減ります。
土中式コンポストの注意点
雨が入りすぎない場所に設置し、生ゴミは少量ずつ投入するのがポイントです。
土との接触面を意識すると分解がスムーズになります。
ミミズ堆肥(バーミコンポスト)の注意点
ミミズが活動しやすい温度と湿度を保つことが重要です。
直射日光を避け、生ゴミはミミズが食べやすい大きさにして与えましょう。
できた堆肥の使い方
完成した堆肥は、プランターの土に混ぜたり、追肥として利用できます。
入れすぎると根を傷めることがあるため、少量から試すのがおすすめです。
コンポストで推肥作りの注意点や管理方法について
今回は不織布コンポストを使った有機 肥料の作り方を説明した記事になりますので、不織布コンポストを中心とした内容にしています。
土中や密閉型など他のコンポストとは違いますのでご注意ください。
不織布コンポストに入れていいものと良くないもの

コンポストに入れるものは基本的に雑草や枯れ葉などをメインとしています。生ごみ系(肉や魚、果物の皮、コーヒーのカス)や紙類などは分解に時間がかかるだけでなく、中で腐ってしまい悪臭が発生したり害虫を寄せ付けてしまったりする原因になりますので、ベランダや庭の片隅で使用する不織布コンポストには不向きです。投入前に入れるものと処分するものの分別は大事です。
日当たりが良い場所に設置する

コンポストでの分解は暑い方が早いです。日光を当てることでコンポスト内の温度を上げる手助けができますし、乾燥も防いでくれます。
風通しの良い場所に設置する

風通しの良い場所へ設置することにより、コンポスト内へ空気が入りやすくなります。また、今回は生ごみを入れないので悪臭が漂うことはないですが、少なくとも臭いは出ます。ですので、住宅の真横に置くよりかは少し離れた場所に設置するのが望ましいです。
コンポストへの投入方法

基本、この先で紹介しているミルフィーユ状で投入していきますが、大きなものや固いものは分解に時間がかかってしまいますので、大きなものは10cm程度にカットし、固いものはゴミとして処分する。もしくは入れてもいいですが分解されるまで気長に待つ。という方法になります。
経過観測

コンポストへ投入したら肥料が完成するまで放置。。。という訳にもいきません。放置していても分解されますが、やはり定期的に分解具合をチェックしながら、必要に応じてかき混ぜる作業をするようにしましょう。不織布を採用しているので通気性はありますが、空気に触れることも大切ですのでたまに中身を熊手などでかき混ぜてあげます。そうすることで、中心部分にまで酸素がいきわたるのでより分解速度も上がります。
水分調整

調整と聞くと何だか難しいように感じますが、乾燥しすぎず濡れすぎず程度で大丈夫です。水分が多すぎると腐敗してしまい腐敗臭が出ることもありますので、水分が多いと感じたらコンポストのフタをしばらく開けて水分を蒸発させる。もしくは新聞紙や古紙などを刻んで混ぜることで水分調整をすることもできます。その逆で、水分が足りない時は一度かき混ぜた後に足で踏みつけ、上から水をたっぷりかけてあげるようにしましょう。
完成した推肥の利用

コンポストの中に入れた落ち葉や雑草などが推 肥になったら取り出して利用することができます。取り出したら栽培用の土に混ぜて植え付けに使用することもできます。水肥を取り出す場合は固いものや大きなものなどが残っていないか確認し、残っている場合はそれらをコンポストの中に戻して推肥部分だけを使用するようにしましょう。
