ぽかぽかと暖かい春の陽気になり、我が家のプランター野菜たちも一気に成長スピードが早くなってきました。
今日はニンニクのプランターのお手入れ(土寄せ)をしようと思ったのですが……そこで思わぬハプニング(というかサプライズ!)に遭遇しました。
なんと、プランターの土から「見覚えのない大量の芽」が顔を出していたんです。 今回の記事では、この謎の芽の正体と、急遽おこなったワクワクの「救出作戦」の様子をお届けします!

ニンニクの横から大量の芽!正体はなんと…

ニンニクの根元に土を足そうとプランターを覗き込むと、小さな双葉が密集してワサワサと生えているのを発見。

ニンニクの横から大量に生えてきたミニトマト
▲ 最初は鳥が運んできた何かの種だろうと思っていましたが、実は・・・

雑草かな?とも思ったのですが、よくよく葉っぱの形を見てみると……これ、「トマト」の芽じゃないですか!

なぜニンニクのプランターからトマトが?と一瞬頭の中が???だらけになりましたが、すぐに理由が分かりました。ニンニクの土寄せに使ったのは、我が家で自家製で作っている「コンポストの土」です。
実は去年の夏、ミニトマトの栽培が終わった後に、落ちてしまった実や小さすぎて食べられなかった実を、そのまま雑草と一緒にコンポストに入れていたんです。 まさか、コンポストの中で厳しい冬の寒さを耐え抜き、春の暖かさと共に自らの力で発芽するなんて……!
自家製コンポストの土の豊かさと、ミニトマトの生命力(ど根性!)にすっかり感動してしまいました。

ど根性ミニトマトの救出作戦!(ポットへ移植)

とはいえ、このままニンニクのプランターで大量のトマトを育てるわけにはいきません(お互いに栄養を奪い合ってしまいます)。

そこで、この生命力あふれる「ど根性ミニトマト」たちの中から、特に元気そうなエリート苗を救出して育てることにしました!

ド根性トマトの苗をポットに定植したときの様子
▲ まずはポットへ移植(避難)させました。

まだ5cmほどの小さな赤ちゃんなので、根っこを傷つけないように慎重に作業します。

【上手な移植のコツ】 小さなスプーンなどを使って、根本の土ごとそっとすくい上げるのがポイントです!

プランターの時は良いのですが、小さなポットになるとこれだけの本数だと栄養の奪い合いになって徒長してしまうかも分かりません。ですので、中から強そうな数本を残して残りは間引きする形を取りました。

ポットへ定植後に数本に間引いたミニトマト(ど根性トマト)の苗
▲ 一旦この3本を残して育てていきます。最後にはどの子が残るのかな?

現在はまだ密集している状態ですが、もう少し大きくなってきたら、一番茎が太くて葉っぱの緑が濃い「最強の1本」を選抜して、最終的にプランターへ定植(お引越し)させる予定です。 プランターへ移す目安は、「本葉が7〜8枚になり、最初の花芽(つぼみ)がついた頃」。それまではこのポットで大切に見守ります。

選ばれなかった苗たちはどうしたの?

「じゃあ、ポットに選ばれなかった残りのたくさんの芽はどうしたの?」と思われるかもしれません。
可哀想ですが、残りの芽はそのままニンニクの土寄せの際に、土の中に一緒に埋めてしまいました。
何で?と思われるかも分かりませんが実はこれ、家庭菜園としてはとても理にかなっているんです。若い芽はそのまま土の中で分解され、ニンニクを大きくするための立派な「肥料(緑肥)」になってくれます。 コンポストから生まれ、また土に還って他の野菜の栄養になる。無駄のない自然のサイクルを実感できるのも、家庭菜園の醍醐味ですね。

今年の夏の楽しみが1つ増えました!

思いがけない形からスタートした、今年のミニトマト栽培。
ちなみに、スーパーのトマトや市販の苗(F1種と呼ばれる一代交配種)から採れた種をまいて育てた場合、「親と全く同じ実がなるとは限らない」という面白い特徴があります。

【奇跡の発芽】コンポストの土からミニトマトが!?ど根性苗の救出とポット移植

普通の赤い丸玉になるのか、少し細長くなるのか、はたまた黄色い実がなるのか……?どんなトマトが育つか分からない「ガチャ」のようなワクワク感があります(笑)。激レア?スーパーレア?SSR?何が当たるかな^^

今年の夏は、この「ど根性ミニトマト」がどんな実をつけてくれるのか、ワンコと一緒に成長を見守っていきたいと思います!成長の様子はまたこのブログ記事に追記する形で報告しますね🍅

明暗くっきり!ポット苗の悲劇とプランターの奇跡

先日、無事にポットへ定植して大切に育てていた「ド根性トマト」の苗ですが、ここで予期せぬトラブルが発生してしまいました。
置き場所の関係でイチゴのプランターのすぐ横に置いていたのですが、どうやらイチゴから病気がうつってしまったようです……。

イチゴの黒斑病が移ったド根性トマトの苗
▲ 葉に黒いシミのようなものが・・・

葉っぱに黒いシミのような斑点ができてしまいました。おそらく「黒斑病(こくはんびょう)」などのカビの病気だと思います。せっかくポットに植え替えてVIP待遇で育てていたのに、ショックです。

【奇跡の発芽】コンポストの土からミニトマトが!?ど根性苗の救出とポット移植

しばらく放置していると黒い斑点は消え、新しい葉は綺麗な緑色をしていました。ですがプランターに残しておいた苗の方が圧倒的に成長速度が早かったので、今回はニンニクのプランターに残している方をトマト専用のプランターに定植しました。その様子はこの下に追記しています。

ニンニクプランターの苗にお花が咲いた!?

一方で、ポットの苗とは別に「とりあえずニンニクのプランターの土に埋めておいた(仮植えした)」ド根性トマトの苗がありました。
ニンニクは先日すべて収穫を終え、土を乾かすためにそのまま放置していたのですが……ふとプランターを見ると、とんでもないことになっていました!

乾かすために放置していたニンニク収穫後のプランターで大きく育ったトマトの苗
▲ 処分対象だったはずの苗が驚くほど成長していましたw

なんと、VIP待遇のポット苗をはるかに超える大きさにまで巨大化しているではありませんか!! 病気ひとつなく葉っぱも青々としていて、さらによーく見てみると……なんと、すでに黄色い可愛いお花が2つも咲いています!!

黄色いトマトの花
▲ ポットに定植した苗よりもはるかに大きく育って花まで咲いていました。

ニンニクが育っていた土の栄養分が良かったのか、適当に放置されたことで野性味が覚醒したのか……(笑)。まさに「ド根性」の生命力を見せつけてくれています。

計画変更!こちらを本命として定植します

丁寧に育てた方が病気になり、放置した方が花まで咲かせて元気に育つという「家庭菜園あるある」を痛感しました。

というわけで、今年のド根性トマトの栽培計画は変更です! 病気になってしまったポット苗は諦め、このお花まで咲かせて力強く育ったニンニクプランターの苗を「本命」として、改めて大きなプランターへ定植することに決めました。

定植の様子はまた後日レポートします(5月24日追記済み)。果たしてこのド根性トマト、どんな実をつけてくれるのか本当に楽しみになってきました!

【下克上】放置から大逆転!ド根性トマトをニンニクプランターから救出&定植

ニンニクのプランターから突如現れた「ド根性トマト」
まいた種からの発芽が遅いのでこちらの方を育てていくことにしたのですが、ポットに救出した苗の成長が思いのほか遅く、廃棄予定で土の中に埋めてしまった方の苗(ニンニクプランターの方)が凄い勢いで成長してきました!

一度は廃棄予定で土の中に埋めたトマトの苗が大きく成長した様子
▲ 園芸店やホームセンターなどで売られている苗のサイズをはるかに上回る大きさに成長しましたw

一方で当初に育てる予定でポットに移した苗の方はというと・・・

思いのほか成長が遅かった、ポットに移したトマトの苗
▲ 黒斑病は見えなくなって緑の葉が伸びてきてはいるものの、土の量が少ないせいか成長速度が遅かった。

救出当初はそんなに大きさに変わりはなかったのですが、成長速度は圧倒的に「ポット」<「プランター」でした。
なので、プランターで育った方の苗をトマト用のプランターに定植。定植後はたっぷりと水をあげて作業完了♪廃棄予定の過酷な環境で見せたド根性!たくさんの実をつけてくれるかな^^

プランターに定植したトマトの苗の様子
▲ 本来ならポットの時点で横に倒しておく「裏技」を使うのですが、今回はまっすぐ伸びた苗を埋めたので最初から斜め植えにしました。定植日は5月23日と少し遅いけど大丈夫かな?
【奇跡の発芽】コンポストの土からミニトマトが!?ど根性苗の救出とポット移植

これからどのように育っていくのか?定植後の根張り具合などを観察しながら今年のミニトマト栽培がようやく本番を迎えることができました。この続きはまた追記していきます。

5月30日:トマトの苗の様子

定植から1週間後のトマトの苗の様子
▲ 定植してから1週間。土の量が増えると成長スピードも早くなりますね。

トマトの病気に関するワンポイントQ&A

トマトの葉っぱに黒いシミ(斑点)ができました。何かの病気ですか?

「黒斑病(こくはんびょう)」や「斑点病」などのカビ(糸状菌)による病気の可能性が高いです。 風通しが悪かったり、雨の泥はねなどが原因で葉っぱにカビの菌が付着すると、黒や褐色のシミができます。初期段階であれば病気の葉を切り取ることで持ち直すこともありますが、全体に広がってしまった場合は他の植物にうつる前に処分するのが安全です。

病気を防ぐために、苗の置き場所で気をつけることはありますか?

すでに病気が発生している植物のすぐ隣には置かないようにしましょう!
カビの胞子は風に乗って飛んだり、水やりの際の水しぶきで隣の植物にうつってしまうことがよくあります。今回のように「イチゴの病気がトマトにうつる」ということもあるため、新しい苗を置く時は、周囲の植物が健康かどうかチェックし、風通しの良い少し離れた場所に置くのがおすすめです。