ダイソーの100円の種でニンジンは育つのか!?

家庭菜園の強い味方、ダイソー(100均)の園芸コーナー。2個で100円という驚きの安さで色々な野菜の種が売られていますが、「本当に100円の種でちゃんと育つの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回、ダイソーで「三寸(さんずん)ニンジン」の種を発見したので、実際にプランターで育てて検証してみることにしました! 三寸ニンジンは長さが約10cmと短めなので、深型のプランターじゃなくても育てやすい、まさにベランダ菜園にぴったりの品種です。果たして立派なニンジンは収穫できるのか?リアルな観察日記のスタートです!

■ 栽培1日目:ダイソーの三寸ニンジンの種と、種まきの準備

ダイソーで買ってきた三寸ニンジンの種が入ったパッケージ
▲ 偶然見つけたダイソーの「作りやすい三寸人参」の種。今回はこちらを蒔いていきます。

こちらが今回買ってきたダイソーの「三寸ニンジン」の種です。 パッケージの裏を見ると、発芽率なども普通の種苗メーカーのものと大きく変わらない様子。これで美味しいニンジンがたくさん採れたら、コスパ最強ですよね(笑)。

三寸人参のパッケージ裏面の写真
▲ 西洋系時無三寸というのですね。時なし五寸のワンサイズ小さいタイプということでしょうか。
ダイソーの三寸ニンジンの種を手のひらに乗せている様子
▲ 種の見た目は他のニンジンの種と変わらないですね。

種をまくのは標準サイズのプランター(深さ20cm程度)でいいと思うのですが、時無五寸を育てていたのでそのまま同じプランターに自家製推肥入りの培養土と入れ替え、筋蒔きのための筋を3本作りました。

いざ種まき!ニンジン栽培最大の難関「発芽」を成功させるコツ

ダイソーの時無し三寸ニンジンの種をプランターに筋蒔きした様子
▲ いつもは2筋ですが今回は3筋にして種をまきました。

溝の中に、重ならないようにパラパラと種をまいていきます。 そして、ここがニンジン栽培で一番重要なポイントです!

💡 親父の必須テクニック:土は「極薄」に被せるべし!

ニンジンの種は「好光性種子(こうこうせいしゅし)」といって、芽を出すために太陽の光が必要です。 そのため、種の上に分厚く土を被せてしまうと、いつまで経っても発芽しません!種が隠れるか隠れないかくらいの、本当に「うっすら(2〜3mm)」とだけ土を被せて、手で軽くトントンと鎮圧(土と種を密着させること)します。

種まき後に乾いた土を薄くかぶせている様子
▲ 分かりやすいように乾いた土をかぶせています。

最後に、種が水で流れないように、ジョウロのハス口(シャワー)で優しく、土の底まで届くようにたっぷりと水をあげました。

■ 今後の課題:発芽までは絶対に乾燥させない!

ニンジンは「芽が出たら半分は成功」と言われるほど、発芽させるまでが難しい野菜です。 発芽するまでの約1〜2週間は、土の表面が乾かないように毎日こまめに水やりをして見守りたいと思います。

無事に可愛い芽が出てきてくれるのか!? 発芽したら、またこのページに成長の様子を追記していきますのでお楽しみに!

ここまでの課題は無事にクリア♪

4月3日:ついに発芽!「半分は成功」の第一関門突破です

ダイソーで買った三寸ニンジンの種が発芽した様子
▲ たくさんの三寸人参が発芽してくれました。

種まきから約12日。ついに、ついに!ダイソーの三寸ニンジンが芽を出してくれました! ニンジンの種は「発芽すれば半分は成功」と言われるほど、最初が一番難しい野菜。昨日までは土の表面にも変化が見られなかったので不安でしたが、無事にたくさんの発芽を確認出来て良かったです^^

100円の種でしたが、発芽率は文句なしです。

発芽した三寸ニンジンのアップ写真
▲ 間近で見ても、他のニンジンと変わりない葉です。この後の成長が楽しみ^^

この糸のように細くて可愛い双葉を見ると、毎日の水やりを頑張った甲斐があったなとしみじみ思います。 ここからは、お互いの葉っぱがぶつかり合う頃に「間引き」をして、根っこを太らせるステージに入ります。まずは乾燥に気をつけて、この赤ちゃんたちを見守っていきます!

4月18日:葉が完全にニンジンの葉に!

種まきから無事に発芽し、ニンジンの特徴的なレースのような細かい葉っぱが順調に広がってきています。
ニンジンは土の中の根っこがどれくらい育っているか見えないのがもどかしいところですが、青々とした葉っぱを見る限り、元気に育ってくれているようです!

葉がニンジンらしくなってきたダイソーの三寸ニンジン
▲ まだまだ小さいが、ニンジンの葉という感じがしてきました。
【100均の種】ダイソーの三寸ニンジンをプランター栽培!種まきのコツと成長記録

日々少しずつですが確実に成長してくれています。そろそろ間引きかな~と思いながら毎日の観察は続けています^^

【追記】大きく育てるための重要ミッション!間引き作業

種まきから順調に成長し、プランターの中がニンジンの葉っぱでワサワサになってきました!

ダイソーの三寸ニンジンがワサワサと。間引き前の様子
▲ 前回の写真から10日後の4月27日の様子。順調に育ってきてくれてワサワサになっています。

このままではお互いに栄養や日当たりを奪い合ってしまい、肝心の土の中のニンジンが大きくなれません。 そこで、立派な三寸ニンジンを収穫するための最も重要なミッション、「間引き」を行いました!

ダイソー三寸ニンジンの間引き菜
▲ 順調に育ってくれているからもったいない…などと言わずにしっかりと間引いていきました。間引き菜がたくさん。

【間引きのコツ】

  • 葉っぱの色が薄いもの、ヒョロヒョロしているもの、虫に食われているものを優先して抜きます。
  • 根元を指でしっかり押さえながら、残すニンジンの根っこを傷つけないようにそーっと引き抜くのがポイントです!

📸 【ここに「間引き後(スッキリしたプランター)」の写真を挿入】

間引き後のダイソー三寸ニンジン
▲ 間引きがてらに雑草も一緒に抜いたので、プランター内は結構スッキリな感じになりました。

間引きをした後は、プランターの中がかなりスッキリしました!これで、残ったエリートのニンジンたちが土の中でグングン太くなってくれるはずです。5cm間隔位で間引きをしたつもりですが、写真で見ると結構株間が狭く見えますね。

ちなみに、抜いたニンジンの葉っぱ(間引き菜)は、とっても柔らかくて栄養満点!捨てずに、おひたしやふりかけ、お味噌汁の具にして美味しくいただきます。これも家庭菜園ならではの贅沢ですね🥕

収穫まであと少し。引き続き、土寄せなどをしながら大切に育てていきます!

間引きから3週間後の5月20日!葉っぱがワサワサと元気に成長中

前回の「ちょっともったいないけれど大切な間引き作業」から、約3週間が経過しました。 少しスッキリして寂しくなっていたプランターですが、今の様子がこちらです!

ダイソーの三寸ニンジン。間引きから3週間後の様子
▲ 間引き直後はスカスカでしたが、3週間たつと全体的によく伸びて間が詰まってきているのが良く分かりますね。

間引きをして株同士の間隔をしっかり空けてあげたおかげで、残ったニンジンたちが太陽の光をたっぷりと浴び、葉っぱがワサワサと元気いっぱいに大きくなってきました! 緑色もとても濃く、勢いがあって頼もしい限りです。
「せっかく発芽した芽を抜くなんて可哀想……」とためらってしまう初心者の方も多いと思いますが(私も最初はそうでした!)、こうしてその後の爆発的な成長ぶりを見ると、やっぱり間引きは絶対に必要なお世話なんだなと実感します。

土の中にある肝心の「ニンジンの根っこ」の部分はまだ見えませんが、これだけ上の葉っぱが元気に光合成をしてくれていれば、きっと土の中では立派なオレンジ色の三寸ニンジンが育ち始めているはずです。
これからの季節は土が乾燥しやすくなるので、水切れに注意しながら、引き続き収穫の日を楽しみに育てていきます!

【おまけ】土の中はどうなってる?気になって1本抜いてみた結果…

これだけ葉っぱが立派に育っていると、「もしかして、土の中ではもう立派なニンジンができているのでは?」と気になってきますよね。
実は私も気になってしまったので(笑)、株間が少し狭くて窮屈そうだった場所の1本を、間引きも兼ねて思い切って抜いてみることにしました!
果たして、土の中はどうなっているのか……結果はこちらです!

土の中のダイソー三寸ニンジンの様子。
▲ 白いニンジン!まだまだこれからですね。

ジャーン!……と言いたいところですが、ご覧の通りです(笑)。 色はまだオレンジ色にはなっておらず真っ白で、太さも「ちょっと太めの根っこ」といった感じ。まだまだニンジンの赤ちゃんでした。
実はニンジンは、「まずは上の葉っぱを大きく茂らせて、その後に葉っぱで作った栄養を使って、一気に下の根っこ(ニンジン)を太くしていく」という順番で成長します。 つまり、今はまだ「葉っぱを大きくする」という第一段階だったんですね。
「葉っぱが育ったから」と焦って収穫してしまうと、この白い根っこのような状態のままになってしまいます。 これからこの細くて白い根っこが、どうやってあの太くて鮮やかなオレンジ色の三寸ニンジンに変身していくのか……。引き続き、水切れに注意しながらじっくりと成長を見守りたいと思います!

ニンジンの成長中期に関するワンポイントQ&A

ニンジンの葉っぱがワサワサに茂っていますが、切ったほうがいいですか?

絶対に切らないでください!葉っぱは根っこを大きくするための大切な役割を持っています。
ニンジンは、フサフサの葉っぱで太陽の光を浴びて光合成を行い、その栄養を土の中の根っこ(食べる部分)に送って大きくします。葉っぱを切り落としてしまうと根が育たなくなってしまうので、そのまま元気に茂らせておきましょう。

葉っぱは元気ですが、土の下のニンジンが育っているか心配です。確認方法はありますか?

根元(株元)の土をそっと見てみましょう。オレンジ色の頭が見えてきたら順調な証拠です!
成長が進んでくると、土の表面からニンジンのオレンジ色の「肩」の部分が少し見えてくることがあります。ただし、オレンジ色の部分が太陽の光に当たり続けると緑色に変色して硬くなってしまうので、見つけたら周りの土を少し寄せて隠してあげる(土寄せ・増し土)のが美味しく育てるコツです。