モロヘイヤのプランターを使った育て方

モロヘイヤのプランターを使った育て方

モロヘイヤは栄養豊富な緑黄色野菜で、特にカルシウムやビタミンが豊富。独特の粘りがあり、スープや炒め物になどに適しています。古代エジプトでも食され、現在も世界中で愛される健康食材。人気のネバトロ食材の一つで、プランターでも簡単に栽培できるので、ガーデニング初心者の方にもおすすめ。

モロヘイヤをプランターで栽培する方法。

モロヘイヤは栄養豊富な緑黄色野菜で、特にカルシウムやビタミンが豊富。
独特の粘りがあり、スープや炒め物になどに適しています。
古代エジプトでも食され、現在も世界中で愛される健康食材。
人気のネバトロ食材の一つで、プランターでも簡単に栽培できるので、ガーデニング初心者の方にもおすすめ。

 

・種まき時期:4月~6月頃
・収穫時期:7月~10月
・発芽適温:25~30℃

 

【種まき】直まきまたはポットまきが可能。浅め(約5mm)に種をまき、発芽後は間引きを行う。
【水やり】水切れすると葉が硬くなるため、土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。
【肥料】栽培期間が長いため、元肥を施した後、定期的に追肥を行う。
【収穫】草丈が30~50cmになったら摘心し、側枝を増やして収穫量を増やす。

 

 

ずっと気になっていたモロヘイヤでしたが、ようやく去年に初栽培をしてみました。
めちゃ簡単なのに大量に収穫できてとても良かったです^^
これは毎年のヘビロテ決定だね♪


モロヘイヤの毒性について

モロヘイヤには毒性のある成分『ストロファンチジン』が含まれています。
特に 成熟した種子若い芽 に多く含まれ、誤って食べると めまい、動悸、吐き気 などの症状を引き起こす可能性があります。

 

注意すべきポイント

種子や莢(さや)を食べない
特に成熟した種子には強い毒性があるため、誤って口にしないよう注意。

 

家庭菜園での管理
花が咲いた後は毒性が強まるため、収穫は 開花前 に行うのが安全。

 

市販のモロヘイヤは安全
スーパーで販売されているモロヘイヤは、毒性のある部位を含まないため安心して食べられます。

 

モロヘイヤは栄養価が高く健康に良い野菜ですが、正しい知識を持って安全に食べることが大切です!

 

この毒性が気になって今まで育ててこなかったのですが、花が咲くまでなら何ら問題なく蕾を開花させないようにさえ気をつければ全然平気でした。
来年用に種を採ろうと思っている人は、実際に私が昨年に採った様子を写真付きで紹介していますので、ぜひ参考にされてみてください^^

モロヘイヤのプランターを使った栽培方法:種まき編

【2025年4月6日】
4月になったので種をまいてみることに。

 

種が小さいので20粒位の種をまいています。
分かりにくいですが^^;

 

まだ夜間の気温が低い日が続いていたせいか、全然発芽しませんでした。
何度か種まきをして、5月の中旬ごろにようやく発芽。
発芽適温が25℃~30℃なので、気温が上がってくるのを待ってからの方が良いみたいです。

 

【2025年5月29日】
たくさんの芽が出てきましたね。
もう少し大きくなったら間引きをしないといけません。

 

【2025年6月1日】
日中の気温も25℃ほどあるので、苗はまだまだ小さいが定植することにしてみました。

モロヘイヤのプランターを使った栽培方法:定植~

【2025年6月1日】
水はけをよくするために鉢底石を敷き詰めますが、後の処理がしやすいようにランドリーネットに鉢底石をいれておきます。

 

上から土を入れて、

 

今回はコンポストで雑草などを分解させて作った土を使うので、苦土石灰や牛糞、鶏糞、固形肥料などを混ぜまぜします。本当は植え付け前に苦土石灰を混ぜて2週間ほどなじませるのがいいらしいですが、せっかちな私はその場で全てやってしまいます。

 

混ぜ終わったら、ポッドの苗を定植していきます。

 

10号の丸型プランターで1株位が目安らしいのですが、家にあった昔ながらの長方形プランター(横幅が65cmの、多分14リットル)に3株植えてみます。
赤丸の辺りを予定。株間は20cm位です。

 

 

ポットが2つありますが、今回は1つをポットのままにしておき、1つのポットを半分にして2カ所(1カ所はまだ残しておきます)へ定植。

 

まだかいわれ大根みたいに細いですが・・・

 

2カ所に定植

 

もう少し大きくなったら間引きをしないといけませんね。

 

土を足して、最後に水をたっぷりあげて完成♪

 

定植後の観察日記と、残したもう一つのポットの様子は随時追加していきます。
いつ頃に収穫できるかな。
楽しみです^^

モロヘイヤの種を採取する方法

収穫が終われば、次は来年の種まきのために種を収穫します。
毒性があるためいくつか注意点がありますので、注意点をよく読んで取り扱いにご注意ください。

モロヘイヤの種の採取方法(採取日記)

私が実際に採取した時の様子を写真付きで紹介。

 

種採取のため収穫が終わればそのまま放置。その後、花が咲き、鞘ができます。
※毒性があるため触れずにそのまま枯れるまで放置しておきます。
※撮影時期は11月上旬

 

茶色く枯れるまで放置しておきますが、鞘が割れると種が落ちてしまいますので落ちる前に鞘を切り取って収穫します。
※撮影時期は2月上旬

 

鞘は割れるとこんな感じになります。

 

収穫した鞘をさらに乾燥させるために容器に入れて風通しの良い場所に置いておきます。
※軽いので風に飛ばされないよう注意‼

 

乾燥したらこのまま保管しておくか、種を採って種だけを保管しておきます。

 

1つの鞘からこれだけの種が採取できます。
発芽率が分からないので、私の場合は1つのポットに2鞘分の種をまきました。

 

残った種は今年の種採りが失敗した時のために一応保管しておきます。

モロヘイヤの種の採取方法(注意点&まとめ)

【収穫時期にてついて】
種の収穫時期は10月~12月頃が目安とされていますが、その年の気温や地域によって様々です。
鞘が茶色く枯れかかってきた頃が採取のタイミングですので、時期は実際の鞘の様子を見ながら採取してください。

 

【鞘を収穫する】
鞘が完全に乾燥する前に収穫しする。
鞘が完全に乾燥して割れてしまうと種が落ちるので、種が落ちるのを防ぐ。
収穫後は風通しの良い場所でさらに乾燥させる。

 

【種を取り出す】
乾燥した鞘を縦に裂くと、中から小さな種が出てきます。
未熟な種は白っぽいので、あれば取り除く。※手で触ってしまった場合はしっかりと洗うようにしてください。

 

【保存方法】
種は蓋付き容器や茶封筒などに入れ、冷暗所で保管すると長持ちします。
湿気を避けるため、乾燥剤を入れるのもおすすめ。

 

【注意点】
種子には毒性があるため、食べないように注意。
開花後の収穫は避けて枯れるまで待つ(毒性が強まるため)

 

 

 

以上がモロヘイヤの種を採取する方法となります。
とても簡単なので、モロヘイヤを育てた後は種の採取にもチャレンジしてみてください^^

 

モロヘイヤは栄養価も高く育てるのも簡単です。
採取方法のコツを掴めばかなりの量を収穫することができるのでおすすめ!